Volkswagen ID.ファミリー車両の個人情報保護方針

(2023年11月現在 – 最新のバージョンは常にオンラインで https://consent.vwgroup.io/consent/v1/texts/WeConnect/jp/ja/dataprivacycar/latest/html )でご覧になれます

この個人情報保護方針は、「ID. ファミリー」車両のご利用に際して当社が行う個人データの処理についてお知らせするものです。「Car2X機能使用時のデータ使用についての注記」もご参考にご覧ください。お客様が車両内で、Volkswagen AGのモバイルオンラインサービスの使用を希望される場合、あわせて「Volkswagen AGのモバイルオンラインサービスの使用に対する個人情報保護方針、「ID. Familie」の車両内の「We Connect、VW Connect」にもご注意ください。両方の個人情報保護方針は、車両の「法的事項」でまたはオンラインで https://consent.vwgroup.io/consent/v1/texts/WeConnect/jp/ja/dataprivacycar2x/latest/html および https://consent.vwgroup.io/consent/v1/texts/WeConnect/jp/ja/dataprivacy/latest/html ご覧になれます。

当社は、ドイツ企業として、ドイツ国外の居住者の個人データを処理する場合であっても、ドイツの法律および個人データの処理に関する個人の保護、当該データの自由な移動、および指令95/46/ECの廃止に関する2016年4月27日付の欧州議会および理事会の規則(EU)2016/679(一般データ保護規則) (以下「GDPR」)に拘束されますのでご注意ください。お客様のデータ処理に関して、ドイツの法律およびGDPRに準じて必要とされる情報は、本個人情報保護方針のパート Iに記載されています。

また、当社は他国の国内法にも一定の範囲で拘束される場合があります。お客様が本個人情報保護方針のパート II に記載されている国に定住している場合は、そちらより詳細な情報をご覧いただけます。

パートI

A. 責任者

下記で挙げた範囲でお客様の個人データの処理を担当する責任者は、Volkswagen Ag(以下、「当社」)です。

Volkswagen AGへのアクセス:

Volkswagen AG
Berliner Ring 2
38440 Wolfsburg
ドイツ 電話:+49-5361-9-0
connect-support@volkswagen.de

商業登記簿番号 HRB 100484(ブラウンシュヴァイク地方裁判所)

B. データ保護責任者、担当者

当社のデータ保護責任者は、データ保護に関連するすべてのお問い合わせの連絡先となります。

お問い合わせ先:

Volkswagen AGのデータ保護責任者

Berliner Ring 2
38440 Wolfsburg
ドイツ
dataprivacy@volkswagen.de

お客様の権利を行使するには、 info-datenschutz@volkswagen.de (ドイツ) および privacy@volkswagen.de (ドイツ以外の国) に直接お問い合わせください。

お客様の権利に関する詳細については、本個人情報保護方針のパートDに記載されています。

C. データ処理の説明

車両にはコントロールユニットが取付けられています。コントロールユニットはデータ、例えば車両センサーが受信するデータ、自ら生成または相互に交換するデータを処理します。コントロールユニットには、車両の安全な機能ために必要であり、その他走行時にお客様をサポートするもの(ドライバーアシストシステム)、他にはコンフォート機能またはインフォテイメント機能を可能にするものがあります。他にも、車両にはSIMカードが取付けられた一つ以上の接続ユニットがあり、車両をオンラインで使用できるようにしています。それにより、データを特定目的のため車両から送信することができます。さらに車両にはOBDインターフェースが装備されており、ワークショップなどによるコントロールユニットからのデータの読み出しが可能です。

各車両には一意の車台番号が標示されています。車両識別番号(「VIN」)は、お住まいの国で所轄官庁の情報に基づいて車両の現在または以前の所有者を特定できます。車両から取得したデータで所有者または運転者を識別する方法は、自動車ナンバープレートなど他にもあります。そのため、コントロールユニットが生成もしくは処理したデータは個人情報であり、または特定の条件下では個人情報となる可能性があります。どの車両データがあるのかによって、場合により、お客様の走行行動、現在地や走行ルートまたは使用時の行動の推論が可能です。

個人データが車両から出て当社に転送されると、当社はデータ保護法上責任を持つため、この個人情報保護方針により、当社がどのようにこれらデータを処理するかをお伝えします。

I. オンボード診断 (「OBD」) インターフェースについてのデータ読み出し

コントロールユニットに保存されたデータはサービス網のスタッフ (ワークショップ、メーカーなど) または第三者 (事故出張サービスなど) により、法定OBD接続を通じて読み出すことができます。読み出された運転データは、車両または個別のコンポーネントの技術的状態を記録しており、例えばエラー診断、保証義務の遵守および品質向上の一助となります。これらのデータ、特に構造部品の問題、技術上イベント、エラー条件およびその他のエラーは、このためにまとめられ、車台番号(VIN)とともに当社に伝達されます。

当社により読みだされたデータの処理についての情報は、ご利用のフォルクスワーゲン販売店から入手できます。

II. 他の交通者と交通基盤とのデータの交換

車両にはCar2X 機能が装備されています。この機能を有効化すると、Car2X テクノロジーもサポートしている場合、車両は、事故や渋滞などの道路交通に関する重要な情報を他の交通者や交通基盤と交換できます。これにより、道路交通への参加がさらに安全になります。コミュニケーションは、車両と他の交通者または交通基盤との間で、約200mから800mの近距離で直接行われます。この範囲は、トンネルや都市などの環境によって異なることがあります。

「Car2X機能使用時のデータ使用についての注記」もご参考にご覧ください。車内の「法的事項」またはオンライン https://consent.vwgroup.io/consent/v1/texts/WeConnect/jp/ja/dataprivacycar2x/latest/html でご参照ください。

III. オンライン接続ユニットを通じてのデータ交換

車両には無線接続があり、車両とその他のシステム(フォルクスワーゲンのデータサーバーやサードパーティープロバイダーのサーバー)間のデータ交換を可能にしています。無線接続は、一つ以上の車両固有の接続ユニットにより実現されます。この無線接続を介して、テレコミュニケーションおよびオンライン機能を使用することができます。これに含まれるのは、法定「緊急電話システムeCall」、オンライン サービスおよびアプリケーション/アプリなどです。

プライバシー設定を通してお客様は、車両をいつでもオンラインモードとオフラインモードに切り替えることができます。

車両がオフラインモードの場合、基本的に個人情報が車両からフォルクスワーゲンのデータサーバーや他の受信者に送信されることはありません。データ処理は単に車両でローカルで行われるに過ぎません。例外は、安全関連機能の準備で発生することがあります(例: 「緊急電話システムeCall」またはデジタルキーの使用と関連して); これらの例外については、この個人情報保護方針またはそれぞれの機能の対応する個人情報保護方針により情報を通知いたします。

オンラインモードでは、GPS信号に基づく現在地情報を車両から送信してよいかを選択できます(モデルや装備により異なる形で利用可能)。

1. オンライン可用性の作成のためのデータ処理

車両をオンラインでご利用いただくため、工場出荷時にSIMカードが内蔵されます。SIMカードが車両に装着された直後、接続性を確保するために、どのSIMカードがどの車両識別番号(VIN)に割り当てられているかが、電気通信事業者(Cubic Telecom GmbH, Landshuter Allee 8–10, 80637 Munich, Germany)に通知されます。

さらに、ソフトウェア認証を更新して、車両をフォルクスワーゲンデータサーバーに登録するため(通常、お客様に引き渡される前、遅くても車両の初期走行距離が25kmに達する際)、現在のプライバシー設定に関わらず一度、車両はディーラーでフォルクスワーゲンデータサーバーに接続されます。その際、車両の走行距離、ならびに車両識別番号(VIN)とSIMカードデータが処理されます。このアップデートプロセスは、車両でインターネットに接続できるようにするために行われます。このプロセス完了後、車両のオンライン機能(「緊急電話システムeCall」など)をご利用いただけるようになります。アップデートプロセス開始前に車両がオフラインモードになっていた場合、アップデートプロセスが終了すると、車両は自動的にオフラインモードに戻ります。さらに当社は、カスタマーケアの一環として、技術的な問題が発生した場合に最善の方法でお客様をサポートできるようにするため、アップデートおよび登録プロセスが完了したかどうか、またはエラーが発生したかどうかを当社のデータサーバーに保存します。

データ処理は、車両購入者とディーラーとの間のウェブ対応車両の売買契約を履行するため、ならびに「緊急電話システムeCall」を提供する当社の法的義務(EU一般データ保護規則(GDPR第6条第1項(b)号および第6条第1項(c)号)として実施されます。

2. 車両とフォルクスワーゲンデータサーバー間の安全な通信、オンライン機能について技術的可用性および安全性

車両がオンラインモードにある時、特定の(個人データも含む、下記参照)データが車両からフォルクスワーゲン データサーバーに送られ、安全な接続を保証し、Car2X機能などのオンライン機能性を技術的に安全で問題なく作動させます(データ処理とCar2X機能との関連の詳細情報は、別個の個人情報保護方針「Car2X機能使用時のデータ使用についての注記」のインフォメーションシステムで「法的事項」をご覧ください)。この方法によってのみ、フォルクスワーゲンデータサーバーとの安全な通信が可能になり、第三者によるサイバー攻撃に対抗し、誤動作を検出して排除できるようになります。

さらに、お客様のご要望に応じて、いつでもVolkswagen AGのモバイルオンラインサービス「We Connect、VWConnect」 (以降ではVW Connect" と略称) をお客様のお車用として有効にできるように、車両とフォルクスワーゲンデータサーバー間でデータ交換が行われます。

前述の目的のために、以下の個人データを処理します:

車両がオンラインになるたびに、フォルクスワーゲンのデータサーバーで認証を行う必要があります。VIN、車両のSIMカード番号を含む IPアドレスが処理されます。安全な通信の目的で車両から送信される証明書の有効性を確認するために、他にも車両の時刻は正確でなくてはなりません。これによって、イグニッションスイッチ / 車両のスイッチオンを操作した時の車両システムの時刻がフォルクスワーゲンデータサーバーの時刻と同期されます。

さらに、技術的な機能不良およびセキュリティ上の脅威を早期に検知して排除できるようにするため、車台番号(VIN)、IPアドレス、タイムスタンプ、および必要に応じて故障情報が作成および評価されます。データ処理は、車両システムの完全性、可用性、耐荷重性、ひいては車両の安全性を確保するという正当な利益に基づくものです(DSGVO第6条1項第(f)号)。障害が検出された場合は、当社は必要に応じてお客様と連絡を取るために、お客様から当社にご提供いただいた連絡先を処理します。

データ処理は、車両購入者とディーラー間のウェブ対応車両の売買契約を履行し、該当する場合は必要に応じて「VW Connect」の契約の締結および契約を履行するために実施されます(GDPR第6条第1項第(b)号)。

3. 法定「緊急電話システムeCall」

法定サービス「緊急電話システムeCall」はオンラインモードでもオフラインモードでも機能しましす。ただし、車両がオフラインモードになっている場合、お客様が車両に乗っている時に交通事故に遭った場合、医療上の緊急事態が察知された場合 (緊急アシスタント)、または車内のオーバーヘッドコンソールにある操作部から緊急電話をかけるまでデータ接続は行われません。

交通事故に遭った場合、または医療上の緊急事態が察知された場合、選択したプライバシー設定に関係なく、自動的に緊急通報が発信されます。センサーにより、車両は事故がいつ発生したのかを検知し、この時、法律で定められた「緊急電話システムeCall」を作動させます。車内オーバーヘッドコンソール (またはインフォテインメントシステム) の操作部から、いつでも「緊急電話システムeCall」を手動で操作して、ご自身の緊急事態を報告したり、緊急事態にある他の交通参加者のために救助を要請したりすることができます。緊急システムを作動させると、救急センターとの通話接続が確立し、個々のケースに応じて、さらなる個人データについて照会および転送される場合があります(怪我の種類や程度など)。

以下の個人データは、フォルクスワーゲンのデータサーバーが関与せずに、車両から救急センターに直接自動的に送信されます:車台番号(VIN)、作動の種類、車両タイプ、エンジンタイプ、緊急通報時刻、車両現在地、進行方向、事故の方向、縦方向の事故の場合の速度の低下、横方向の事故の場合の速度の低下、乗車人数。

救急センターへの自動データ送信は、法定義務に基づいて、および生死に関わる利益の保護を目的として行われます(緊急電話112をベースにする車載eCallシステムの車内への導入および指令(EU)2018/858、GDPR第6条第1項(d)号の発行のための型式認可要件に関する2015年4月29日付け欧州議会および理事会規則(EU)2015/758と併せての適用となるGDPR第6条第1項(c)号)。

4. メーカー独自の「緊急電話サービス」

ご自身の車両で交通事故に遭った場合、または医療上の緊急事態が察知された場合 – 車両がオンラインモードにある限りは、オンラインで「緊急電話サービス」により、自動的にフォルクスワーゲンの緊急コールセンターに通報されます。センサーにより、車両は事故がいつ発生したのかを検知し、この時、サービス「緊急電話サービス」を作動させます。車内オーバーヘッドコンソール (またはインフォテインメントシステム) の操作部から、いつでも「緊急電話サービス」を手動で操作して、ご自身の緊急事態を報告したり、緊急事態にある他の交通参加者のために救助を要請したりすることができます。

車両がオフラインモード(プライバシー設定が最大)の場合、法定「緊急電話システムeCall」が作動し、緊急時に2G/3G携帯電話ネットワーク経由で緊急通報が行われます。モバイル無線ネットワークがオフのため、法定「緊急電話システムeCall」が利用できない場合は、プライバシー設定に関係なく、「緊急電話サービス」により緊急通報が行われます。メーカー独自の「緊急電話サービス」の完全な停止は、個別のサービス停止によってのみ行うことができます。

個人データ: 車台番号(VIN)、車両タイプ、時刻、位置情報、進行方向、車両内にいる人数、車内温度、選択されたインフォテイメント言語、事故の深刻さ、事故の方向 (正面衝突か側面衝突か)、事故相手のタイプ、発生したイベント、駆動種別、必要に応じ音声接続により通知される情報

法的根拠: GDPR第6条第1項(d)号(人命にかかわる利益の維持)

その他のデータ受領者: Bosch Service Solutions GmbH, Lahnstraße 34–40, 60326 Frankfurt, GERMANY。(この受領者は、当社の委託を受け、かつ、当社の指示に従った上でのみ、お客様のデータを処理します。)

5.情報呼び出し(モデルや装備に応じて提供)

車内オーバーヘッドコンソールの操作部を使用して「情報呼び出し」を起動して、Volkswagen AG車両用のカスタマーセンターであるCustomer Interaction Center (CIC) と連絡を取ることができます。

6. 修理サービスコール(モデルや装備に応じて提供)

「修理サービスコール」は、修理イベント(警告灯の点灯の有無を問わず)が生じた場合だけでなく、レストレインシステム(エアバッグやシートベルトテンショナーなど)の作動しきい値を下回るわずかな事故による損傷でも利用できます。エアバッグコントロールユニットがこのような衝突を検知した場合は、インフォテイメントシステムからコールセンターと音声接続することができます。「VW Connect」契約をその車両について締結していない限り、車両からコールセンターへデータは自動転送されません。「VW Connect」を締結済みの場合に故障コールのためのデータ処理についての情報は、「ID.ファミリー」車両における Volkswagen AG のモバイルオンラインサービス「VW Connect」に対する個人情報保護方針をご覧ください。この方針は「法的事項」またはオンライン https://consent.vwgroup.io/consent/v1/texts/WeConnect/jp/ja/dataprivacy/latest/html でご確認いただけます。

個人データ: 通話中に伝送される車載のSIMカードの電話番号とその他の個人データ

法的根拠: GDPR第6条第1項(b)号(契約履行の目的)

データ受領者: ARC Europe S.A., Avenue des Olympiades 2, 1140 Brussel, Belgiqueまたは同社から委託された国内サービスプロバイダーまたはご利用先のフォルクスワーゲン販売店あるいはレッカー会社。

7. データパッケージの取得

お客様は当社パートナーの移動体通信事業者Cubic Telecom GmbH(Landshuter Allee 8–10, 80637 Munich, Germany; 以下、「Cubic」)でデータパケットを購入し、車内でご利用いただくことができます。このためには、Cubicへのご登録が完了していることが前提条件となります。パケットの購入と使用に関連するデータ処理は、Cubicの責任となります。当社は、お客様がパケットの購入を希望された時点で、車台番号(VIN)とSIMカードのデータをCubicに送信します。この送信は、お客様とCubicとの間の契約の締結および履行に必要となるため、行われます(GDPR第6条第1項(b)号)。

8. 「We Charge」 – 空き充電スタンド

「We Charge」のIn-Car-App「空き充電スタンド」は、ナビゲーション使用時の充電スタンドの表示を可能にし、モデルと装備に応じて、モバイルオンラインサービル「VW Connect」がなくとも使用できます。この際、使用できる充電スタンドと使用できない充電スタンドが表示されます。さらに、充電速度も確認できます。

In-Car-Appを利用するためには弊社が車両の位置情報にアクセスしてこれを処理できることが前提となります。「空き充電スタンド」サービスではIn-Car-Appから位置情報の処理に同意済みの場合のみ位置情報が処理されます。同意の設定はIn-Car-Appで理由を明記せずに随時その時点から先について撤回することができます。このサービスはそれ以降利用できなくなります。

個人データ: 現在地

法的根拠: GDPR第6条第1項(a)号(同意)

その他のデータ受領者: In-Car-Appのバージョンに応じて:HERE Europe B.V., Kennedyplein 222 - 226, 5611 ZT Eindhoven, The Netherlands、または Google Ireland Limited Gordon House, Barrow Street, Dublin 4, Irland

「We Charge」カスタマーケアにお問い合わせいただいた場合は、お客様とコンタクトを取り、ご要望を処理するために、当社はお客様のお問い合わせ内容とデータ(氏名、メールアドレス、電話番号、言語、お問い合わせ内容によっては言語設定、エラー解析など)を電子チケットで処理します。

カスタマーケアをご利用の際は、メールにて wecharge-support@volkswagen.de まで、またはお電話の場合は以下までお問い合わせください:

ハンガリー:001800-43347328

フィンランド:990800-43347328

その他の国:00800-43347328

カスタマーサービスの範囲内でのデータ保護についての情報は、https://cic-legal.volkswagen.comにある個人情報保護方針をご覧ください。

9. その他のメーカー独自のオンライン機能性およびサービス

車両には、「デジタルブックレット」のように、別途契約を締結せずに利用できるオンライン機能が工場出荷時から搭載されています。これらの機能をオンラインで使用する際のデータ処理に関する情報は、各機能の設定に記載されています。車両がオフラインモードになっていても、関連するデータ保護情報を前回ダウンロードしたバージョンで参照することができます。

車両は、(一部は有料)オンラインサービス「VW Connect」および「VW Connect Plus」によって、Volkswagen AGの他のオンラインサービス(例えば特定のIn-Carアプリまたはデジタルキー)またはVolkswagen AGのフリート管理システム「We Connect Fleet、Connect Pro」を装備することができます。データ保護についての情報は、Volkswagen AGの対応する個人情報保護方針またはお客様のフリート企業から取得してください。

10. オーバージエアアップデート / オンラインシステム更新

法的な理由により、弊社では「VW Connect 」のお客様専用に、車両のオンライン接続を介して(制御装置ソフトウェアなどの)ソフトウェアアップデート(以下、「オンラインソフトウェアアップデート」)を提供しています。他のすべての車両オーナーの皆様については、引き続き販売店で必要なソフトウェアアップデートを行うことができます。従って、オンラインソフトウェアアップデートを利用可能にする前に、「VW Connect」 契約が締結されている車両を特定する必要があります。このためには、ソフトウェアアップデートを取得するすべてのID車両のVINと、その「VW Connect」契約状況を照合する必要があります。その後、「VW Connect」が契約されていないためにオンラインソフトウェアアップデートを提供できない車両のVINは、オンラインソフトウェアアップデートのリストから削除されます。データ処理は、契約履行のために「VW Connect」のお客様に対して(GDPR第6条1項(b)号)、さらに「VW Connect Start」のお客様に対して「オンラインソフトウェアアップデート/オンラインシステムアップデート」サービスを適切に提供できるようにするという弊社の正当な利益(GDPR第6条1項(f)号)に基づいて、他のすべての車両オーナーに対して行われます。このデータ処理において、弊当社はCARIAD SE, Berliner Ring 2, 38440 Wolfsburg, Germanyから支援を受けており、当該企業は当社の委託を受け、かつ、当社の指示に従った上でのみ個人データを処理します。「オンラインソフトウェアアップデート/オンラインシステムアップデート」サービスについて詳しい情報は Volkswagen AG 「ID.ファミリー」車両のモバイルオンラインサービス「VW Connect」の個人情報保護方針をご覧ください。この情報は「法的事項」またはオンライン https://consent.vwgroup.io/consent/v1/texts/WeConnect/jp/ja/dataprivacy/latest/html をご覧ください。

11. その他のデータ受領者、第三国のデータ取扱い

個人データは、当社の委託および当社の指示により以下のサービス提供者のサーバーで処理されています:

CARIAD SE
Berliner Ring 2
38440 Wolfsburg
ドイツ

WirelessCar Sweden AB
Vädursgatan 6
412 50 Göteborg
Schweden

Amazon Web Services, Inc.(以下、「AWS」)
410 Terry Ave.North
Seattle WA 98109
USA

Amazon Web Services EMEA SARL
Avenue John F. Kennedy 38
1855 Luxembourg
Luxembourg

Microsoft Ireland Operations Limited
One Microsoft Place
South County Business Park
Leopardstown
Dublin 18
D18 P521
アイルランド

当社では、様々なITサービスプロバイダーを利用しています。これらのプロバイダーは、当社のITシステムのメンテナンスやテクニカルサポートなどで当社を支援します。サービスプロバイダーは、お客様の個人データへのアクセスを許可された場合に限り、当社の委託を受け、かつ、当社の指示に従った上でのみデータを処理します。ITサポートは、特に次のサービスプロバイダーによって行われます:

CARIAD SE
Berliner Ring 2
38440 Wolfsburg
ドイツ

当社が、お客様の個人データを、拠点がEU外にある受領者および委託作業者に受け渡す際は、お客様の個人データに対し適切な保護レベルの保証のため、これら受領者とEU標準契約条項を締結しています。さらに、適用されるデータ保護法で要求される範囲内で、個人データを適切なレベルで保護するために、さらなる保護手段(暗号化や追加の契約上の取り決めなど)が講じられます。使用されているEU-標準契約条項は、EU-言語でURL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/en/TXT/?uri=CELEX%3A32021D0914 で呼び出すことができます。

12. 第三者のサービス

お客様が、他の供給業者(第三者)のオンラインサービスを使用する可能性を利用される限り、これらサービスはそれぞれのサプライヤーの責任ならびにデータ保護条件および使用条件に属します。そのため、第三者サービスの範囲でそれぞれのサービス供給業者に個人データの取得と利用の種類、範囲および目的について情報を得てください。

IV. データ公開についての法的要件

法的規定が存在する範囲で、弊社は国家機関の要求に応じて必要な範囲で弊社に保存されたデータを供出する義務を負います(犯罪行為の解明時など)。それぞれの国家機関へのデータの譲渡についての法的基盤は、それぞれの法的義務(EU一般データ保護規則GDPR第6条1項(c)号と各法的義務)です。

国家機関は、適用法の範囲で個別ケースで車両からデータまでも読み出す権限があります。したがって、例えばエアバッグコントロールユニットは、事故の場合に、事故を解明する一助となるよう情報を読み出すことがあります。

D. お客様の権利

お客様は、Volkswagen AGに対して、個人データが当社により処理されている限り以下の権利をいつでも無料で主張することができます。

当社は各車両ユーザーを特定しないため、複数のユーザーが車両を利用している場合、どの運転者がどの個人データに関連しているかは分かりかねますのでご注意ください。お客様が当事者の権利を主張した場合、当社はお客様のご本人確認を行う必要があり、お客様に追加情報および説明を求める場合があります(特に車両を利用した期間またはその他の状況に関する情報)。当社は、お客様に関連する個人データを特定し、それらをお客様に提供できるようにするために、このような追加情報を要求することがあります。さらに当社は、個人データを引き渡す際に、他の車両ユーザーの権利を侵害しないように保証しなければなりません。

権利の行使に関する詳細情報については、Webサイトhttps://datenschutz.volkswagen.de/を参照してください。

V. 情報請求権

お客様は、ご自身に関連する個人データが処理されたかどうか、処理された場合、どの個人データが処理され、EU内外のどの第三者にお客様のデータが転送されたか開示を求める権利を有しています。さらに、お客様には当社によって処理されたお客様の個人データのコピーを受け取る権利があります。

VI. 修正請求権

お客様は、ご自身に関する誤った、または不完全な個人データの修正を求める権利を有しています。

VII. 削除請求権

お客様は、GDPR第17条に定める要件が満たされている場合、ご自身に関するデータの削除を求める権利を有しています。その後、例えばデータ収集にあたって不要となった、ご自身のデータの削除を求めることができます。また、ユーザーの同意に基づくデータ処理について、その同意が撤回される場合、データの削除を求めることができます。

VIII. 処理の制限請求権

お客様は、GDPR第18条の要件が満たされている場合は、ご自身に関するデータ処理の制限を求める権利を有しています。例えば、ユーザーが自身のデータの正確性を否定される場合などがこれに該当します。その場合、データの正確性の検査期間中に処理を制限するよう要求できます。

IX.異議申立権

お客様には、以下の場合、お客様の個人データの処理に対して異議を申し立てる権利があります:

• ダイレクトメールが目的の処理(ダイレクトメールが目的のプロファイリングを含む)が行われた場合。

• 処理(プロファイリングを含む)が次の法的根拠に基づいている場合:

• 処理が、公共の利益になる、あるいは公権力の行使の中で行われ、当社に課された任務の遂行のために必要である(GDPR第6条第1項(e)号)。

• 処理が、当社または第三者の正当な利益を擁護するのに必要な場合(GDPR第6条第1項(f)号)。異議がある場合は、データ処理に異議を唱える理由をお伝えくださいますようお願い致します。。当社は、お客様による異議申し立てがある場合にはお客様のデータの処理は行ないません。但し、お客様の利害、権利、自由を超えるやむを得ぬ擁護される理由があることを当社が立証できる場合、あるいは、データ処理が法律上の権利の主張、行使、弁護に利用される場合はその限りではありません。

X. データ転送を請求する権利

お客様は、データ処理が同意に基づくものであり、契約の実行のために行われ、さらにこれが自動化された処理によって行われる場合、そのデータを、構造化された、一般的に通用している、機械で読み取ることのできるフォーマット形式で受け取り、それを別のデータ処理業者に提供する権利を有します。さらに、お客様には、個人データが当社から直接別の責任者に転送されるように要求する権利があります。

XI. 撤回権

データ処理が同意に基づいている場合、お客様はいつでも info-datenschutz@volkswagen.de (ドイツ国内)、privacy@volkswagen.de (ドイツ国外) 宛てにメールを送信する、当社の Volkswagen データ保護ポータル https://www.datenschutz.volkswagen.de、あるいは管理者情報に記載されている連絡先を経由して、その同意を無料で取り消す権利があります。

XII. 不服申立権

また、お客様には、監督当局またはその他の管轄データ保護当局に対して、当社の行うデータ処理に対する不服を申し立てる権利があります。これは、例えばお住まいの国のデータ保護当局などが該当する場合があります。欧州連合のすべてのデータ保護当局のリストはこちらよりご覧いただけます: https://edpb.europa.eu/about-edpb/about-edpb/members_en#member-jp

パートII

I. Albania

Besides, from the legal bases described in Part I the legal bases for processing personal data under Albania law is a consent given by the data subjects. The consent of the data subjects is given by using the vehicle in knowledge of the data processing. Data controller representative in Albania:

Porsche Albania Sh.p.k
Autostrada Tirane-Durres
Km. 3, Tirane,1051
dataprotection@porsche.al

II. Bosnia and Herzegovina

In deviation from the legal bases described in Part I the legal bases for processing personal data under the law of Bosnia and Herzegovina is a consent given by the data subjects. The consent of the data subjects is given by using the vehicle in knowledge of the data processing.

Data controller representative in Bosnia and Herzegovina:

PORSCHE BOSNA I HERCEGOVINA
Porsche BH d.o.o. Sarajevo
Porsche Inter Auto BH d.o.o. Sarajevo
BIH-71000 SARAJEVO | Bulevar Meše Selimovića 16
zastita.podataka@porschebh.ba

補遺 日本

日本国内の居住者から取得した個人情報 (以下「個人データ」といいます) については、本プライバシー・ポリシーに定めるルールに加え、以下のルールに従って取り扱います。

1.目的: 当社は、個人データを、本プライバシー・ポリシーに定める利用目的 (以下 、「本利用目的」 といいます) に従って取り扱い、本利用目的以外の目的のためには利用しません。当社は、本利用目的があらかじめ公表されていない限り、関連するデータ主体に速やかに本利用目的(及びその事後的な変更)を通知し、公表します。

2.収集: 当社は、偽り、詐欺その他不正の手段により個人情報を取得しません。

3.正確性: 当社は、当社が取り扱う個人データが正確かつ最新のものであり、かつ、本利用目的を達成するために必要な範囲内であることを確保するために合理的な努力を行います。

4.保有: 当社は、本プライバシーポリシーに従って個人データを保有し、個人データの保有が本利用目的の達成に役立たないと合理的に判断された時点で保有を停止します。

5.保護: 当社は、不正なアクセス、収集、使用、開示、複製、改変、廃棄、損傷、紛失等のリスクを防止するための合理的なセキュリティ措置を講じることにより、保有または管理下にある個人データを保護します。当社は、当社の役員、従業員、委託先、および当社に代わって個人データを処理するその他の者による個人データの処理を適切に監督します。

6.移転: 当社は、関連するデータ主体の事前の同意を得ることなく、「個人情報の保護に関する法律」(以下「APPI」といいます)に基づく例外が適用されない限り、個人データのいかなる部分も、個人または団体に移転または提供しません。

7.域外移転: 当社は、(a)移転先が、日本の個人情報保護委員会(以下「PPC」といいます) により、日本と同等のデータ保護水準を有すると認証された国又は地域に所在する場合、又は (b)移転先が、PPCにより規定された水準と同等のデータ保護水準を有する場合を除き、当該データ主体の事前の同意を得ることなく、日本、欧州連合又は英国以外に所在する個人又は団体に個人データのいかなる部分も移転又は提供しません。そして

8.データ主体の権利: 当社は、データ主体がAPPIに従い、本利用目的の開示、当該データ主体に関連する個人データへのアクセス、訂正、削除を要求した場合、又は苦情を申し立てた場合、速やかに当該要求又は苦情に対応するものとします。データ主体が負担する手数料は合理的なものとします。

IV. Switzerland

To the extent data processing falls within the scope of the Swiss Federal Act on Data Protection (FADP), (a) the scope of "personal data" shall be determined in accordance with the FADP, and (b) references to the GDPR shall be understood as references to the FADP.